口裂け女に遭遇した時の正しいリアクションを考察してみた。【後編】
みなさんどうも。ぽむです。
前回に引き続き、口裂け女について書いていきたいと思います。
この記事は前編と後編に分かれています。
前編をまだ見てないよ!って方は、
から先にお読みください。
前回は、長々と口裂け女について説明しました。
実は、前編と後編はひとつの記事にまとめる予定でした。
しかし、姉や友人に読ませてみたところ
「長い。読むのしんどい。」
と、言葉のナイフを投げつけられました。
遺憾。
いや、自業自得ってやつですね。
書き始めると止まらない。そのくせカットしたがらない。
タチの悪い出たがり芸人のようなところが出てしまいました。(←失礼)
さて、前回の記事でみなさんの口裂け女への知識や理解も深まってきたのではないでしょうか。
ここからが本題です。
さて、ここで考えてみましょう。
あなたがもし、口裂け女と遭遇してしまったら。。
あなたならどうやって逃げますか?
「逃げられる方法知ってるし、楽勝。」
そう思ってはいませんか?
そこにもし、べっこうあめがなかったら。
”ポマード”が思い出せなくて、
「(えーと、なんだっけ!あの髪に使うやつ!なんてワックス?・・・あ!)VO5!VO5!VO5!」
と言って、秒で殺されたら。
(※ちなみにVO5というのは、夜の蝶であらせられます、ホストのみなさん御用達の超ハードなヘアワックスのこと。)
そんな死に方、絶対後悔しますよ。
というかそもそも、まずね。
「わたし、キレイ?」
って聞かれたんだから、その質問にまず答えなくちゃ。
つまり、きちんと正しい方法で逃げきりましょう。
なので私、考えてみました。
口裂け女に遭遇した時の、正しいリアクション
とは何なのか。
ここまでで、分かりきっているNGなアンサーは
「うん、キレイだよ」&「いいえ、ブスです」 = 死
ということ。
なんたる無慈悲。
じゃあなんて答えれば、口裂け女さんを満足させてあげられるのか。
そもそも、なぜ「キレイか」なんて聞くのか。
そこで、現役女子大生である私は、自分の中にある味噌っかす程度の女子力に、緊急招集をかけてみました。
※以下は私の女子力の発想※
女の子ってさ、いつだってそう、自分の外見を気にしちゃう生き物。
だって、お化粧して、お肌のケアもばっちりして、洋服にも気を遣ってオシャレして・・・
可愛くなるための努力だって、たくさんしてきてるはず。
そう、それはきっと口裂け女さんも一緒なはず。
私『こ れ だ !』
きっと、口裂け女さんは見た目だけじゃなく、自分の中身も見てもらいたかったに違いない。
これはものすごく大切なことに気がついてしまったかもしれない。
では、今の発見を参考に、口裂け女さんともし遭遇した時のシミュレーションをしてみましょう。
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とある現役女子大生が、ゲーセン帰りに、赤いコートを着た女に声をかけられた。
口裂け女「ねえ、わたしキレイ?」
女はマスクをかけているものの、そこそこの美人のようだったので、現役女子大学生は、
私「うん、おねえさん、キレイだよ」
と言った。すると女はいきなり自分のマスクをはいで
口裂け女「これでもかーーー!」
と叫んだ。マスクを取った女の口は、耳まで裂けていた。まぎれもなくその姿は、都市伝説で有名な口裂け女だ。すると、状況をすぐに飲み込んだ現役女子大生がすばやく言い放った。
私「お姉さんは、マスクを取ったってやっぱりきれいですよ。
・・・いいえ、外見のお話ではありません。
常に美しくありたい・・・そう思う乙女心・・・それこそが本当の美というもの。」
口裂け女「・・・」
現役女子大生は、口裂け女の目を見て静かに微笑んでこういった。
私「キレイなのは、外見だけじゃない。・・・本当にキレイなのは・・・」
私「本当にキレイなのは、アナタの心☆」
そう現役女子大生がいうと、口裂け女は驚愕の表情を浮かべた。
彼女の本当に欲しかった言葉だったのだろうか・・・。
しばらくの沈黙の後、口裂け女はそっとコートの中から鎌を取り出して言った。
口裂け女「だが死ね☆」
・・・・やっぱ無理でした。
まあ、この程度のきれいごと並べて改心するくらいだったら、そもそも妖怪になんてなってないっすよね。
まあ現実的な口裂け女対策としては、
常に手の甲に「ポマード」って書いてあるのが見えるように、「ポマード」と書いた文字の刺青でも彫りましょう。
そして、もしもの時に備えましょう。
それか、すぐに飴が差し出せるように、”常に飴持ち歩きおばさん”になってもいいかも。
大阪のおばちゃんみたいな感じで。
ただし、可愛い幼女を見つけて、息荒くしながら「飴ちゃんあげるよぉ?」と言って警察のお兄さんのお世話になっても一切の責任は負いませんが。
幼女いいよ幼女。
さてさて。
今回のブログは、前編と後編にわかれていた分、ボリュームもあり、読み応えもしくは読み疲れあったんではないでしょうか。
こういった記事が、少しでも、みなさんの今後の日常生活のためになればいいなと思います。
こんな感じで、「妖怪×もしも考察」をたまにやっていきたいかなと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。
次回は、私の悲劇的恐怖のお話をしたいかと思います。
それではまた。
P.S. 姉に「お前、毒舌なんだからそこ活かせYO」と言われましたが、純真無垢な現役女子大生の私には全く心当たりないので華麗にスルーしたいと思います。