ひきこさんへの対策を自分なりに考案してみた。【後編】
みなさんどうも。ぽむです。
このブログは後編となります。
前編を読んでないよ!という方は
こちらから先にお読みください。
前回はひきこさんについてお話しました。
皆さんのひきこさんへの知識や理解も少しは深まったのではないでしょうか。
ここからが本題です。
ひきこさんに足をつかまれたら最後、助からないとは思ってはいませんか?
そりゃ、足をつかまれたら力ずくで逃げるなんてこと無理そうですよね。
では、ひきこさんに襲われた人はどうやって死ぬのか。
これを考えてみましょう。
引きずられて、肉の塊になる・・・とありましたが、その時点ではもうすでにずいぶん前から死んでるはずですよね。
じゃあ、死因はなんだろうか。
そう、出血多量死でしょうね。
調べてみると、人が出血多量で命を落とすには、体内の血液量が1/2~1/3失われる必要があるみたいです。
1/3失われると、命に関わる状態になり、1/2失われると命を落としてしまうようです。
ここでは、ひきこさんに引きずられており、止血の応急処置ができないので1/3失われたら死んでしまうという仮定とします。
そもそも、人間の循環血液量は体重の1/13ほどだそうです。
では、体重60キロの人を例に考えてみましょう。
計算してみると、
循環血液量は約4.6リットル
そこからさらに1/3すると、約1.5リットルとなります。
つまり、ひきこさんに引きずられて、約1.5リットルの血液を失ってしまうほどの怪我をしたらまずいってことですね。
じゃあ、助かるためには怪我をして血を流すようなことにならなきゃいいってことですよね。
ここで注意事項。
まず、前提として、みなさん引きずられるときは何が何でも身をよじってでも
仰向けになってくださいね。
つまり、常にお空を見上げながら引きずられてください。
あと、鏡なんて持たないでください。
(※いじめられっ子でなく、「引っ張るぞ!」もナニソレ?状態という設定)
そのことを前提に、対策案をお話します。
引きずられるってことは、必然的に体に無限に擦り傷ができて、出血しないとかもはや不可能。
なんて思ってません???
そんな皆さんにお得な商品のご紹介です。
こちら。
防弾チョッキです。
なんとこれ、服の下にも着れる優れもの。
安いものなら1万円からご購入いただけます。
ですが、防刃効果も入ってる方が望ましいので、そちらをチェックしておきましょう。少しお値段上がるかと思いますが・・・。
いくら防弾チョッキでも、引きずられたら破けるんじゃ。
なんて思ってませんか?
ところがどっこい、防弾チョッキというのは非常に破れずらいようにできています。
例えば、防弾チョッキに使われる素材の布で作ったバッグが販売されているのですが・・・
ナイフで横にスライドしても破れないんですね。これは心強い。
これで上半身は安心ですね。
でもまだ万全じゃないです。
引きずられるのは上半身だけじゃありません。
下半身、特にお尻と太もものあたりですね。ここを守らねば。
そこで紹介したいのがこの商品。
自転車タイツです。
自転車タイツというのは、かすり傷を防ぐのにとても適しているらしく、今回の目的にもピッタリというわけですね。
一番衝撃を受けるであろうお尻の部分も
ばっちりガードしてもらえてますね。心強いです。
そして何より守りたいのは頭ですよね。
でも、これは簡単。
ヘルメットをしましょう。
安全第一とはよく言ったものです。
これで装備は万全!
・・・かと思いきや。
ここでひとつ問題が。
実は、人間の体で一番血液が多く出やすいのは足なんだそう。
致命傷という点で言うと、頭・鼻・耳も危険だそうですが
鼻は大丈夫だとして・・・耳もヘルメットで隠されてますし、何より頭の防御はヘルメットでバッチリです。
足はどうやって守るか。
ここまで装備してきて、お財布の中身も厳しいかもしれない。
何よりあまりお金はかけたくないですよね。
そこで画期的な案をご紹介。
片足はすでにひきこさんに掴まれて浮いている状態なので、安心ですね。
でももう片足は放りっぱなしです。
これでは、一番守りたい足の付け根にある大腿動脈が守れない!!
ご安心ください。
浮いている方の足のひざに、もう片方の足を組んでしまいましょう。
こうすれば、ひざから下が地面に付くことはないですね。
これで、引きずられている間に出血多量で死ぬ可能性はほぼ無くなりました。
でも、肝心な逃げる方法がないですね。
これでは、いつまでたっても引きずられたままで自我を失い、逆に死にそうです。
イライラしたひきこさんに、実力行使で殴られそうですね。
まあ、それでもこれくらいの装備をしてれば少し痛いくらいで済みそうですが。
そもそもひきこさんは、拳で語るタイプの妖怪ですから。
武器なんてチートアイテム使いません。
(※口裂け女さんの悪口ダメ、絶対)
まあ、それでも逃げたいですよね。
そこで私考えてみました。ひきこさんの弱点。
みなさん覚えてますか?ひきこさんから逃げる方法。
鏡を持ってない、いじめられっ子でもない、魔法の呪文「引っ張るぞ!」も出てこない。
最後の砦。そう。
昔いじめられた子の名前。
たぶん、その名前じゃなくても、聞いたらビビると思うんですよ。
私「○○!(名前)」
ひきこさん「えっ・・・」
ってなってる隙に逃げちゃいましょう作戦。
でも、その肝心の名前が不明なんですよねえ。
適当に名前言っていくのも手ですが、もっと的確に攻めていきたいですよね。
前編でもちょろっとお話しましたが
ひきこさんの噂が立ちだしたのは、2001年ごろ。
年齢は口裂け女と同じくらい、もしくはもう少し若い女性としても
学生時代は、そこからさらに約10~13、4年前くらいと仮定します。
そうなると、ひきこさんがいじめられていた当時は、西暦でいうと1991~1994年ということになりますね。
そこで調べてみました。
1991~1994年に多かった子供の名前。
1994〜1990年名前ランキングというサイト様を見つけまして、そちらを参考にしました。
見てみると、多かった名前の上位は決まってきてるようです。
まずは男児編。
1990年から見てみても、入れ替わりこそあるものの、男児の名前のトップ3は変わっていないようですね。
「健太」・「翔太」・「拓也」
この3つが異常に強いみたい。
続きまして女児編。
1991~1994年を見ると、トップ2は全く変わってないですね。順位まで一緒です。
1位「美咲」 2位「愛」
この2つでいけば確実じゃないでしょうか。
ひきこさんをいじめていたのが複数なのかひとりなのか、それは分かってませんが
これだけ候補があれば一人くらい引っかかっても良さそうですね。
ひきこさんに掴まれたら、とにかくこの名前を叫んでみましょう。
どれかひとりくらい・・・
だってその当時多かった名前ベスト3に入ってるんだから・・・!
答え合わせできないんであれですが、誰かひとりでも引っかかってくれることをただただ祈りましょう。
というわけで。
私が考えた対策法はこんなものです。
いかがでしたでしょうか?
もし、皆さんがひきこさんに遭遇してしまったとき、この記事の情報を思い出してうまく逃げられるといいんですが。
少しは皆さんの為になっていたら、幸いです。
こうやって考えると、ひきこさんの歴史ってまだまだ薄いのかもしれないですね。
これからも、我々を恐怖で震え上がらせる妖怪のひとりとして、頑張ってほしいものです。
今回はこのへんで。
ではまた。
P.S. 1990年代って、私の生まれもそのくらいなんですが、今回出てきた名前のいずれも私の友人には存在しません。もしや、私って友達少な・・・あれ、これが本当のホラーかもしれない・・・。