オネエの女子力は女子大生に勝るらしい。
みなさんどうも。ぽむです。
前回は、雨の日の恐怖をお話しましたね。
その日のことを大学の友人に話したら、
「お前、単位持ってないくせに、変な運は持ってんだなあ。」
と言われました。
やかましわ!単位も落としてないっちゅーねん。
その友人は、しばいときました。
そんな今回は、一番最初の記事でも触れたんですが
私が度々飲みにいっている、行きつけのゲイバーのお話をしたいかと思います。
私の通うゲイバーは、イケメンだらけ。
別の店で働いているという知り合いの方は出来たけれども、実際に別のお店に行ったことないのでわからないんですが。
とにかくゲイの中には、ノンケにも好かれそうな整った顔の人も多いんですねえ。
私が行っているゲイバーのキャストさんはこんな感じ。
他にもたくさんのイケメンさんがいるんだけど、全員を描くと描き切れないので、後々のブログでその都度紹介を入れますね~。
特に仲が良い・・・というか、遊びに行ったときに出会う確率が高く、絡みが多いのがこのお3方。
まずは、私が初めてこのお店に行った時のお話からしましょうか。
そもそも、私がゲイバーに通うようになったきっかけは、バイト先にあります。
実は、ここのゲイバーはバイト先から徒歩5分のところにあるんです。
私のバイト先はスーパーマーケット。
ある日、私がいつものようにレジ打ちをしていると、強面の男性がレジに並ばれました。
私「お箸はおいくつご利用ですか?」
強面の男性「そうね、3本くらい入れといてちょうだい。」
!?
私は、その男性が帰ってから、仲良しのパートのおばさんに確認。
私「今の方、男性・・・っすよね?」
パートおばさん「そうよ~。ここってそういうお店がたくさんある通りに近いのよ。」
なるほど。それは少し興味があるな。
よし。行ってみるか。
私はその数日後。
同じバイト先の友達を誘って、ゲイバーに行くことに。
とりあえず、初めてということもあり
どの辺りにお店があって、どこのお店がいいのかを調べてみることに。
それで分かったことが。
ゲイバーといってもその種類はたくさんあり、私たち女性が入っても良いゲイバーは、一般的にミックスバーと呼ばれるらしい。
つまり、ゲイバーに行きたい!と、ネットなどでお店を調べる際に
ノンケの男性や女性の場合は「ミックスバー」であるかどうかをきちんと確認をして、そのお店に行く必要があるみたい。
会員制のゲイバーも珍しくなく、ゲイの方でも一見さんは入れない!というバーも多いみたいなのでお気をつけて。
ちなみに、勘違いされやすいのは、どのお店でもキャストが「女装」していると思っていることですね。
(※キャストとは、いわゆるそこで働いているスタッフさんのこと。ホストクラブで、ホストをキャスト、客をゲストと呼ぶのと同様。)
ところがどっこい、女装してらっしゃるキャストさんがいるのは、一般的に「ニューハーフバー」と言って、ゲイバーとは区別するようになってるらしいのです。
テレビなどでよく歌舞伎町のオカマバーが紹介されたりしますが、あれは一般的にはニューハーフバーという括りのようです。
ちなみに本来は、新宿2丁目にあるのは殆どがゲイバー(つまり、女装はしていない)らしく、女装バーは少ないみたいです。
もしかしたら間違っている表記があるかもしれないですが、こんなもんでしょうか。
(※もっと詳しく知りたい方はゲイバー - Wikipediaへどうぞ。)
私が通っているのは、ミックスバーと呼ばれるお店。
キャストさんが皆ゲイであるということを除くと、普通のバーと全く変わりません。
お酒を飲みながら、キャストさんや近くに座ってらっしゃるお客さんと話したり、カラオケしたりします。
私が初めてお店に行ったときは、まだ時間が早く、平日だったということもあってお客さんは少なめ。
おかげで、たくさんお話を聞くことができました。
通常、ゲイバーの開店は夜9時~10時あたり。(※店舗によります。)
そして、閉店が朝の5時あたりなので、ほぼ昼夜逆転のようなイメージですかね。
私も、大学の夏休みに遊びに行った際には
夏休みのほぼ2~3週間くらい、見事に昼夜逆転の生活になりました。
お客さんが増えてくるのは日付が変わってくるあたりから。
私たちが初めて行った時は、まだ10時半あたりだったので、お客さんは私たちのみのようでした。
入店直後。
「いらっしゃいませえ~」
奥から私たちを迎える声が聞こえてきました。
店内はピンクのライトで明るくしてあり、広いバーカウンターの奥には団体客用のソファがありました。
これはなかなか快適な空間。
初めて行ったときに迎えてくれたのは、ここのバーのママをしているM子ママと、キャストのひとりであるPさん。
(※後にPるんと呼ぶようになります。)
通常、平日は2人で回しているらしく、お客さんが増える週末になると3人で回すようになるみたい。
すぐにこの空間に魅了され、ひとりでも通うように。
ママをしてらっしゃるM子ママは、整った顔と、お話上手な面白い性格とのギャップが絶妙。
ただ、少々お茶目なところもあって
全然、帰してくれない。
ていうか、お会計させてくれない・・・。
普通逆っすよね・・・?
客側がごねるのはよく聞くけど、店側が会計しぶるって聞いたことねえ。
でも、「帰さないわよ」って言われるの、割と嬉しくて、嫌いじゃないの。
私「ママ、そろそろお会計・・・」
M子ママ「何のことかしら?」
これが通常モード。
この商売上手め!!
私が一番最初に仲良くなったのはPるん。
完全に女子にウケがいいであろう、ロン毛にヒゲを生やしながらも、甘いマスクの持ち主。
ただ私に対してだけか知らないが、Sっ気のあるお方。
私が全くバイトに入らず、毎日のように遊んでることをめちゃくちゃ突いてくる。
何も言えねえ・・・。
でもこのPるん。
かつて、私が酔っ払ったサラリーマンから、ホテルに誘われたのを助けてくれたこともある。
あの時は本当に助かった・・・。
あのイケメンフェイスの上、優しい一面も持ちつつ、意地悪もしてくるもんだから、女子にモテるのも当たり前だよな。
事実、ノンケの女性のお客さんからモテるみたい。
K平ちゃんはめちゃくちゃ優しい。
私が、M子ママやPるんに意地悪言われてるときも、めちゃくちゃ爆笑してるもののフォローいれてくれたり。
いや、めちゃくちゃ爆笑してんじゃねえか。なんだよ。
でも、本当に優しいし可愛い。
酔ったときに、私の分のお会計済ませてくれてたこともあったっけ。
いまだに返してねえや。すまん。
ゲイの方って、気遣いがすごい。
これは、どのゲイのキャストさんにも当てはまることだけども。
とにかく、女性の気持ちもちゃんと分かってくれるというか
というより、中性であるからこそ・・・なのかも。
もちろん、私のような女性のお客さんもとても多い。
そんな中でも私に良くしてくれるのが、M姉さん。
M子ママと仲良しな、アラサーのセクシーな美人さん。
とんでもないお金持ち(?)で、私が行くときにお店にいるとシャンパンとかドンペリとか、高いボトルのお酒をご馳走してくれる。
だから、姉さんと飲んだ日はびっくりするほどお会計が安い。やったぜ。
その代わり、朝まで付き合わなければならない。
姉さんと飲むときは、正直ベロベロにならないことの方が少ない。
ただ、楽しいし美味しいしで、つい電話しちゃうよね。てへ。
しかも、めちゃくちゃ胸がでかい。
Iカップですって、奥さん。
私は姉さんと飲むときは、自分の胸は見ないことにしてる。
これが正解。
また、ゲイの方が飲みにくることもある。
ある日、姉さんが連れてきたデザイナーをされてるというゲイの方と飲んだことがありまして。
そのデザイナーの方は、元祖オネエさまって感じで。
(※M子ママ曰く、おすぎとピーコ系らしい。)
デザイナーの仕事をされてるってこともあってか、とにかく女子力が高けえ。
その日はバイト終わりでお店に寄ったので、Tシャツにジーパンという小学生みたいな格好だったんだけど・・・
オネエさま「アンタ、女捨ててるわ!」
言われてしまった・・・。
ていうか、オネエさまに女子大生が完全に敗北した。
主に女子力的な意味で。
そんなこんなで、私は今日もゲイバーに通ってます。
いやあ、本当に楽しいです。おすすめ。
今度はしのちゃんも連れて行こうかな。
ぜひその様子も記事にしたい。
てなわけで、今回はこの辺で。
次回は、また「妖怪VS女子大生」シリーズをしましょうかね。
お楽しみに。
ではまた。
P.S. この間、またM姉さんと飲む機会がありまして。朝6時まで飲んで、3時間だけ寝て大学行きました。冒頭で話した友人から、「お前ほんとにアホやろ。」と言われました。やっぱりしばきました。