二日酔いと裏切りは、ミッションらしい。
みなさんどうも。ぽむです。
前回は「初めての方のためのゲイバー講座」をさせてもらいましたね。
そんな記事を更新したその日にですね
タイムリーというかなんというか・・・
さっそくM子ママからお呼び出しが来まして。
深夜0時半にタクシー飛ばして、通っているゲイバーに行ってきました~。
その日はなんだか濃くて・・・いやあ楽しかった。
そのときのお話も、そのうち記事にしますね。
話は戻して・・・
その翌日はもちろん大学。
ですが講義は午後から。
家に帰り、眠りについたのは朝の7時。
授業に間に合うには、12時15分には家を出ないといけません。
目を覚まし、時計を見ると12時3分。
私はそっと目を閉じました。(現実逃避)
だが現実はそうもしていられない。
タイムリミットはあと10分くらい。
私は考えた。
天使「今から死ぬ気でいけば間に合うぞ。」
悪魔「お前二日酔いだろ?そんな頑張らなくてもいいじゃねえの。」
天使「いやいや、でも今期の単位やばいんじゃない?」
悪魔「まだ日にちはあるだろ~?え~?」
私の中の天使と悪魔が必死に戦っているのを
薄ら笑いで脳内で傍観しながら、考えました。
そのとき、天使が叫んだのです。
天使「おい!4限は確かテストだろ!?お前なんも勉強してねえじゃん!」
はっ!!!
そうだった・・・!
ここで3限いって、そこで4限のテスト勉強すれば一石二鳥や!
このテストで頑張れば、今までサボってたのも救われるやもしれぬ!
私はすぐさまベッドから飛び起き、ちょっぱやで準備。
家を出たのは15分。いいペースだ。
しかし私のミッションはまだ終わっていなかった。
私はいつもバスを一回乗り換えて、学校へ向かうのですが・・・
一回目のバスを降りて、乗り換えるバス停へ向かおうとしたそのとき。
!?
2つ・・・バスが2つ・・・だと!?
そう、私が乗り換えて大学へ迎えるバス停はふたつ。
ひとつは市内も回っている普通のバス。
もうひとつは高速を通ることを目的とした、少し立派なバス。
なんと、2つのバスが同時に来ていたのです。
後者のほうは少しだけバス停が離れていました。
しかし、確実に席に座れるのは後者の方。
私は、バスではどうしても座りたい派。
意を決して、前者のバス停の前を通り過ぎ、猛ダッシュで後者のバス停の方へ。
バス停まであと50メートル。
・・・・30メートル。
・・・10メートル。
・・3メートル!!!
そのとき。
ぽむ「あっ・・・」
彼は私を置いて、颯爽と駆け抜けていきました。
だが私はまだ希望を捨てていなかった。
まだもうひとつのバスが残っている!!!
私は、ふっと振り返り
もうひとつのバスの存在を確認。
・・・ん???
なんかさっきより近くね???
そのとき。
ぽむ「あっ・・・」
思わず手を振ってしまいましたが
彼もまた、私を裏切って去っていきました。
いや、先に彼のことを裏切ってしまったのは・・・
他でもない、私のほうでした。
ごめんよ。
そうだよな、お前はあんなにもジャストタイミングで待っていてくれたのに。
その思いに答えなかったのは私の方だ。
私は誓った。
こいつの方のバス停で、次のバスを待とうと。
私は席に座れる安定感を捨て、裏切ってしまったあいつのバス停で次のバスを待ちました。
すると、10分後には次のバスが。
やはり、信じる者は救われる。
私は意気揚々と、そのバスに乗り込みました。
すると、時間が少し遅いこともあってか
ひとりがけの席に空きが。
(※優先席にも空きがありましたが、もちろんそこには座りません。)
私はゴキブリかのごとく
すばやく空いていたひとりがけの席に着席。
他の乗客も、各々後ろの2人がけの席に座ったようで
全員が席に座れているという、夢のような状況でした。
順調にバスが進んでいく中、あるバス停に止まりました。
そのとき私は驚愕しました。
!?
お年寄りが1人、2人・・・
・・・4人!?
ちょっと待て。
空いてる席は優先席含め3席。
後ろの2人がけのところに空きはあるものの
たいていのお年寄りはそこには座りたがらない。
私は考えた。
譲るべきか・・・様子を見るべきか・・・。
ぽむ「様子を見よう。」
皆さん、これがクズの姿です。
お見納めください。
だが、お年寄りはやはり後ろの席には行こうとはしない。
あろうことか、私の方をちらちらみている。
やはり譲るべきだな。
私は腹を括り、席を立ち
無言の「どうぞ」を訴えかけました。
しかし。
奴らはそれでも座りません。
かと思えば、次のバス停でそそくさと降りてしまいました。
なるほど。すぐに降りるとこだったのか。
それならば、もう一度失礼させていただいて・・・。
私は先ほどまで座っていた自分の席に座ろうと、振り返った。
そのとき。
誰やお前えええええええ
なんでそこいんだよ!!!
さっきまでいなかったじゃねえか!!!
いつの間にそんなとこいやがって!!!
まるでゴキブリじゃねえかあああ
なんて奴だ・・・。
私のことを欺くとは。
見知らぬ大学生が、私の席を陣取ってました。
お年寄りは許す。
だがお前は別だ。
しかし、チキンな私は何も出来ず・・・
しぶしぶ座るのを諦め、仕方なく立つことに。
もちろん、奴のことはずっと見つめていました。
憎しみと恨みを持った瞳で。
絶対に許さない。
(※ただの逆恨みです。)
皆さん、酔っ払った翌日はお気をつけて。
何が起こるかわからないので
楽しようだなんて考えないように。
あと、アサシン(見知らぬ大学生)に気をつけて。
少し短いですが、今回はこの辺で。
ではまた。
P.S. ちなみに私の席を横取りしたそいつは同じ大学だったみたいで、同じタイミングで降車ボタンを押そうとしていたので、すかさず私が先に押してやりました。やられたらやり返す。倍返しだ!!(?)