実家の猫に避けられているらしい。
みなさんどうも。ぽむです。
前回は、亡き祖父との思い出話でしたね。
あれは本当に、今でも忘れられない思い出です。
葬式のときも、
泣いている母親や姉たちの隅でどうしていいのか分からず
一生懸命涙を出そうと努力していたのも
今となってはいい思い出です。
(※結局出なかった。)
こういう話をすると、「あんまり涙出ないタイプ?」みたいな感じで
よく言われるんですが・・・
実は私、ものすごく涙もろいです。
ただ、自分の身の回りで実際に起こった話よりも
テレビの感動フィクションや、動物系の感動ストーリーにものすごく弱いんですよね。
24時間テレビのドラマとか、ドキュメンタリーとか
すぐ泣いてしまいます。えずきます。笑
そんな私が、唯一自分の身の回りに起こったことで涙が止まらなくなったことがありました。
それは、ピーちゃんの死です。
うちの実家はずっと猫を飼っているんですが
2代目として飼っていた「ピーちゃん」という猫がいまして・・・
キジ猫のメスなんですが、ものすごく可愛がってたんですね。
私が中学2年か3年のときにうちに来て
家に帰ってひとりぼっちだった私の、唯一の遊び相手みたいなものでした。
こんな子。
可愛いでしょ。下手でごめんくさい。
(※実は動物描くの大の苦手。)
そんなピーちゃん
私が大学に進学し、実家を離れて1年経ったくらいの頃
交通事故で死んでしまいました。
家の中で飼ってたんですが
外にいつも出たがっていて、宅急便の人が玄関を開けたままにしちゃったみたいなんですよね。
その隙に逃げちゃって。
逃げてる途中に、車に轢かれてしまったみたいで。
もちろん、私は母から電話で教えてもらっただけで、その場に居合わせたわけではないんですが・・・
あの時初めて
生き物の死はこんなにも突然で、あっけないんだな
と実感しましたね。
あれは今でも一番じゃないかな?というくらい泣きました~。
さっきの絵じゃあれですから
実物も載せときましょうかね。笑
こんな感じ。
可愛いでしょ。(2回目)
まあでも、今回はこんなしみじみとしたお話をしようと思ったわけじゃないんですね。
今回は、そのピーちゃんの次に実家で飼うことになった
我が家の新たな飼い猫・アサちゃんのお話です。
ピーちゃんが死んでしまって数日経ち
寂しすぎて死にそうになった父親と姉が、すぐに新しい猫探しを始めました。
でも、ピーちゃんへの未練はあったみたいで
ピーちゃんと同じ、キジ猫を探してるみたいでした。
あれでもない、これでもないと探し続けた結果
縁あって、保健所の保護猫に登録されていた灰色のキジ猫ちゃんを飼うことになりました。
ピーちゃんとは見た目は違うけれど
目がくりくりしていて、とても可愛い生後2ヶ月くらいの子猫でした。
こんな感じ。
可愛いでしょ。(3回目)
実は姉から「猫探しに付き合ってくれ」と頼まれ
わざわざ実家に強制送還させられまして。
運よく、アサちゃんとの初対面にも居合わせることが叶いました。
ピーちゃんに未練はあったものの
やはり猫というのは可愛い。
断然、猫派です。
ですが、アサちゃんが我が家に来たその3時間後に
私は帰らなければなりませんでした。
3時間という短い間だったけど、とても可愛がりましたし
何より引き取った後、まだ慣れなかったであろう車の中でずっと面倒を見ていたのは私です。
数ヵ月後にまた再開しても、きっと覚えてくれるだろう。
覚えてはいなくても、また懐いてくれるだろう。
そう思っていたのが大きな間違い。
その3ヵ月後に実家に帰ったのですが
私を見るや否や猛ダッシュ。
あの逃げ足はさすがだね。傷ついたよ。
聞けばアサちゃん、かなりの人見知りみたいで。
突然やってきた知らない臭いの人間にびびっていたんでしょう。
さすがにずっと一緒にいればそのうち慣れてくれるだろうと
特にかまうこともせず、家の中のオブジェにでもなったつもりでいることにしました。
ですが・・・
翌日。
行き場の無い手が寂しい・・・。
その翌日。
少し近くにいるだけでこれ。
その翌々日。
全然慣れてねえ・・・。
こう言ってはなんですが
私は今までの歴代の飼い猫にも家族の中では懐かれていたし
なにより、動物に嫌われるというようなことも全くありませんでした。
引き取ってきたといえども、野良猫だったわけでもないのになあ。
これは結構、ハードモードだな・・・。
そんなことを思いつつ、悲しみながら過ごしていました。
ですが、とうとう帰らなければならない日が来ました。
このままアサちゃんにちゃんと触れずに終わるのか・・・。
なんて悲壮感に酔いしれながら迎えたその日。
私が荷造りをしていると・・・
なんと!アサちゃんが!
私の隣にシットダウン!!!
その上、顔を擦り付けてきてくれます。
私はめちゃくちゃ嬉しくて
家族みんなに報告しまくりました。
(※ものすごく鬱陶しがられました。たぶん耳にも入ってない。)
ですが、やっと仲良く慣れたのにすぐ帰らなければいけない・・・。
寂しいな。でも、最後の最後に仲良くなれてよかったな。
別れを惜しみつつ、その日は一旦帰りました。
それから1ヶ月が経ちまして。
今度は春休みが来たので、一時帰省という形で私はまた実家に。
1ヶ月しか経ってないけれど
アサちゃんのことが恋しくて仕方ありませんでした。
私は急ぎ足で実家へ。
玄関を勢いよく開けて、すぐさまアサちゃんの元へ。
ぽむ「アサちゃ~~~~ん!」
すると。
なんでだあああああ
あんなに仲良くした仲じゃんか!!
猫って本当に気まぐれ。
なんなんや。
私が何したっていうんや。
あれからちょくちょく実家には帰ってますが
会うたびに距離が開いていく気がします・・・。
猫って難しい。てかアサちゃん難しい。
私を見た瞬間の逃げ足は、完全に野生のものですよ。
こいつ・・・飼い猫じゃねえよ、きっと・・・。
どうにかして好かれたい。
せめて、普通に頭をなでたい。
撫でることさえさせてもらえない、そんな悲しいお話でした。
そんなアサちゃん。
来たばっかりの時は、スマートで可愛らしい感じの女の子だったのに。
最近、甘やかされすぎたのかわかんないけど
どんどんふてぶてしくなっていくんだが・・・。
来たばっかのころ。
可愛いですね。寝てますね。
中盤。
この頃から、成長が著しい・・・。
今。
デーーーン!!!
デーーーーーーン!!!
でかいやつうううううう
劣化とは言わないけれど
成長だけじゃないよね。何かたくましくなったよね?
大御所感がスゴイ。
これまだ1歳にもなってないくらいの頃です。
でかすぎる。
実家の猫に好かれないなら、自分で飼うしかないとも思ってるんですが
今住んでるマンションはペット禁止。
就職したら、動物が飼えるアパートにでも引っ越して
絶対に猫を飼うんや。
名前も、もう決めてるんや。
「大久保」や!
(※私の大好きな芸能人。オアシズ・大久保佳代子からいただきました。)
絶対つけたるからな。
オスでもメスでも大丈夫なように、「佳代子」じゃなくて「大久保」にしたんだからな。
そんなことを計画しつつ、今回はこのへんで。
ではまた。
P.S. このことを以前しのちゃんに話したら、「飼うことも決まってないのに名前考えてるのって、なんか痛いよな。」って言われました。やっぱこいつ、いっぺんしばく。