首なしライダーと遭っても死なずに済む方法を、自分なりに考案してみた。【後編】
みなさんどうも。ぽむです。
今回は前回の続きです~。
前回記事を読んでない人は
こちらを先にお読みください。
前回記事で、少しは首なしライダーへの理解を深まってきたんじゃないでしょうか。
思ったよりは、害が少ないですよねこの方。
今回は、そんな首なしライダーと遭遇してしまっても
首を切断されずに済む方法を、私なりにご紹介しようかと思います。
まず、皆さんは首なしライダーの目的を覚えていますか??
簡単に言うと
自分の首を捜しているんですよね。
なので、目的は自分の首を見つけること。
でも、ひっきりなしに探していても、そりゃ自分の首なんて見つからないでしょうし・・・
自分に似ている人の首探しとしても、適当に人殺しているようじゃ見つかりません。
じゃあ、私が首探しを手伝おうじゃないかと。
そういうことになるわけですよ。
ですが、人の命を殺めてまで首を差し出すのはよくないことです。
となると
いかに人を殺さずに、首なしライダーに満足してもらえるか
ということが、問題点にあたるのです。
そこで私は思うのです。
自分、もしくは似ている人の首をみつけたところで本当に満足か?と。
私だったらすぐに北川景子の首探しに行くわ。
これが自分の顔についたら、人生180度変わるわあ。
てかほんと、北川景子美人かよ。
本当に同じ人間か?ちゃんと酸素吸ってんのか??
北川景子、宇宙人説あるわ。
そんな感じで、首なしライダーが本当に満足するためなら
理想の首を差し出してあげたほうがよくないすか???
ということは、人は一切殺さずに、理想の首を差し出す。
今回はそういうコンセプトでいきましょう。
ではまず、首なしライダーさんに深夜の夜道で遭遇します。
ぽむ「・・・」
首なしライダー「・・・」
首なしライダーが黙って私を追い越そうとするところへ
ぽむ「待ちたまえ」
私がかっこよく、その足に制止をかけるのです。
首なしライダーはそっと振り返ります。
ぽむ「君は首を探しているみたいだが・・・どうだ?私に委ねてみないか?」
首なしライダー「なんと!」
首なしライダーが少し食いついてきたところで
私はとりあえず趣旨を説明。
ぽむ「どうせ首を探すなら、自分の理想の顔にしたほうが得しません?」
首なしライダー「というと?」
ぽむ「イケメンになりましょう。」
ここはもう単刀直入にいっちゃいましょう。
でも意外と、首なしライダーも満更でなさそうな感じ。
ぽむ「憧れの顔とかあります?」
首なしライダー「・・・なんでもいいのか?」
もちろん、と私は満面の笑みでいうのです。
すると、首なしライダーが控えめにつぶやくのです。
首なしライダー「・・・もこみち。」
MO☆KO☆MI☆CHI!?
オリーブオイル野郎・・・だと?
今日もオイル使っちゃう?じゃねんだわ。
最高だわ。もっと使っちゃってくれ。
なるほどなるほど。
首なしライダーの憧れは
オリーブオイルの妖精こと、速水もこみちなわけですか。
私は、首なしライダーにOKのサイン。
すると、暴走族の発想はやはり・・・
首なしライダー「じゃあ早速、研音に殴りこみに行こうぜ」
ぽむ「まあ待て。」
コイツ、速水もこみちを殺そうとしてやがるぜ・・・。
だが、私はそうしたいのではない。
ぽむ「そうじゃなくて、私が速水もこみち的な首を、君に提供してあげるのだ。」
首なしライダー「は?そんなんどうやってやんだよ、ア”ァ”ン?」
まあ、落ち着くんだやんちゃボーイ。
私にはきちんと考えがあるのです。
ぽむ「今回はこれを使います。」
そういって私が持ち出すのはこちら。
マネキンです。
首なしライダー「ふざけてんじゃねーぞこら」
ぽむ「まあまあ、文句は話を聞いてから」
このマネキンを、速水もこみちそっくりに仕上げていくのが今回の目的。
それをそのまま装着いただくのです。
ぽむ「これを、君の満足いく首に変身させてあげるから、ちょっと待ってくれ。」
そういって、とりあえず首なしライダーを黙らせます。
だが問題はここから。
さっきのマネキンでは明らかにもこみちにはなれないですね。
鼻の高さと、顎のシャープさが足りない。
なので、ピッタリのマネキンを見つけて来ました。
それがこちら。
米国製マネキンヘッドA ベージュタイプの彼!!
お値段も2900円(税別)とわりとお安く手には入ります。
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これなら、フィリピンと日本のクォーターではないかと噂のある掘りの深い顔面ともマッチングしますね。
皮膚に発泡スチロール感がいなめないのはご愛嬌ということで。
これで土台となる頭はバッチリ。
次は髪型ですよね。どうしましょうか。
でも大丈夫。
この世には、ハゲ髪の毛のない人の味方アイテムがあるのです。
それがこちら。
ウィッグです。
これで、もこみちのイメージにピッタリなものを探しましょう。
必死に、それはもう必死に探した結果、発見。
それがこちら。
バッチリやんけ。
この前髪の分け目を反対にして、いい感じにセットすれば、いけるでしょう。
なんと価格も驚きの798円!
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とりあえず、このウィッグをさっきのマネキンに装着して
うまいことセットしたのがこんな感じ。
もこみちっぽいですかね?
髪の色がちょっと違うのは許して・・・。
完成してから気づいたんや・・・。
まあでもこれでバッチリ。
あとは、マネキンに魂を吹き込むべく、メイクしてしまえば完了ですわ。
ここからは、私の奥底に潜むアーティスティックな才能の見せ所。
頑張ってもこみちにしてみましょう。
私は必死にペンを走らせました。
必死に、オリーブオイルの妖精の顔面と見詰め合いました。
そうして完成したのがこちら。
・・・なんか思っとったんのと違う。
あれ、おっかしいなあ。
想像では、バッチリもこみちになってるはずだったんだけど・・・。
思ってたより、もこみち感に欠ける。
とりあえず、首なしライダーさんに渡してみる。
そのマネキンを見るや否や、首なしライダーさんが一言。
首なしライダー「ぶっ殺すぞ。」
ぽむ「すみませんでした」
うん。マネキンで誤魔化すのはちょっと無理があったみたい。
でも、きっと私の努力を汲み取って、命だけは助けてくれるはず。
首なしライダー「まあでも、おめえ悪いやつじゃねえな。」
ぽむ「だろ?」
こうして、私は命だけは免れるのです。
結果、死なずに済むのです。
なんならちょっと首なしライダーと仲良くなっちゃったりなんかしちゃって。
妖怪と人間の友情が生まれるかもしれないのです。
たぶん、それはないだろうと皆さん思ってらっしゃるかもしれませんが
一番それを感じているのは、この私です。
いかがでしたか???
首なしライダーから逃れたいひとは、この記事を参考にしてみては如何でしょうか。
そんなわけで、今回はこのへんで。
ではまた。
P.S. 速水もこみちについて調べようと検索したら、「速水もこみち オリーブオイル」とすぐに出てきて、ちょっと笑った。そんなオリーブオイルの妖精さんのこと、嫌いじゃない。