10年後のサザエさん家の悩みを低予算リフォームで解決してみた。
みなさんどうも。ぽむです。
前回の記事では、サザエさん一家の10年後を勝手に想像しましたね。
今回は、その想像をもとに
10年後のサザエさん一家の悩みを、勝手にリフォームで解決しちゃいたいと思います。
前回のサザエさん10年後想像の記事を、前提にお話します。
前回の記事を読んでいない方は
【前編】サザエさん一家の10年後を勝手に想像してみた。【前編】 - 女子大学生が日々奮闘したりしなかったりするやつ。
【後編】サザエさん一家の10年後を勝手に想像してみた。【後編】 - 女子大学生が日々奮闘したりしなかったりするやつ。
こちらから先にお読みください。
さて、ではさっそく妄想リフォームしちゃいましょう。
もちろん、このリフォームもM田先生のお力を賜りました。
今回、リフォームするお宅の間取りはこちら。
こんな広いところ、どこから手をつけていいやら分かりませんね。
とりあえず、どのくらいの金額でリフォームをするかを考えてみることに。
ぽむ「先生、サザエさん家はどんくらいお金を持ってるんですかね。」
とりあえず、磯野家の世帯年収から予想してみることに。
M田先生「波平が1100万、マスオが700万くらいだとして・・・だいたい1800万くらいはあるんじゃないですかねえ。」
い、1800万!?
こいつら・・・い、意外と金を持っていやがる・・・。
ぽむ「てことは、リフォームに使えるお金は結構ありますね。」
M田先生「いやいや。磯野家には大学生2人、中学生が1人、これからもっとお金がかかってくる子供(ヒトデ)もいますから。そんなにお金はかけられないですよ。」
なるほど。
子育てにはお金がかかるっていうしなあ。
ならば、今回は低予算リフォームでいきましょう。
そこで、間取り(一部屋ごとの床面積)や水周り、廊下の位置は
なるべく変えずにリフォームしていくことに。
まずは
サザエさん家の間取りの問題点から見てみましょうかね。
間取り図と一緒に見てみましょう。
①サザエ、家事と育児が両立できない問題
図を見ていただくとわかるかと思いますが
サザエたちの部屋と、キッチンがあまりにも離れすぎていますね。
これでは
ヒトデはキッチンには置いてはおけませんし、スムーズにキッチンにいけません。
ヒトデの世話をしながら家事をこなすのは難しそうです。
てことは、家事をしながら、子供も見ていられるようなキッチンを仕上げていかなければいけないでしょうね。
でないと、役に立たない家族の世話(主に家事)をひとりで抱えて
サザエさんがノイローゼになってしまいます。
由々しき事態です。
②部屋足りない問題
キッチン、居間、フグ田家の部屋、波平とフネの部屋、カツオの部屋、ワカメの部屋、タラオの部屋と
7部屋欲しいのですが・・・
図をご覧ください。
部屋が明らかに足りませんねえ。
客間は、家族の年齢を考えても、個室に迎えればいいですし、大して使うこともないでしょうから潰してしまいます。
ですが、それでも一部屋足りないですね。
どうしよう。
私が悩んでいると先生から提案が。
M田先生「ちょっとした冒険なんですが、個人の部屋割りは
ワカメ4.5帖、タラオ4.5帖、カツオ1.5帖でどうでしょう。」
ん!?
ちょっとどころか、それじゃあカツオが可哀想すぎる・・・。
ぽむ「それはちょっと不公平じゃ・・・」
M田先生「いやでもね、あながち不公平ではないんですよ。」
そういうと、先生はなにやらホワイトボードに書き出しました。
タラオ(麻布中)→年間 75万/通学時間 約46分
ワカメ(慶応大)→年間 130万/通学時間 約70分
カツオ(早稲田大)→年間 167万/通学時間 約45分
こ・・・これは・・・
ま、まさか・・・・
M田先生「お前こんなに楽して、金もかかっとんねんから我慢しろやってね。」
ぽむ「何も言えねえ・・・」
これはさすがのカツオくんも、何も言えねえわ。
その上、ほぼ毎日のように出かけて、夜も遊んでるから家にもそんなに帰らないだろうし。
夜遊びボーイには痛くもかゆくもあるまい。
私も心を鬼にして、2つ返事で了承。
ということで、6帖の部屋をタラオとカツオで、4.5帖と1.5帖に分けて間仕切って使うことに。
てことはカツオとタラオは隣だけど大丈夫なんかな?
そんな私の不安の声が聞こえたのか、突如先生が一言。
M田先生「タラオとカツオは下ネタで盛り上がるでしょ。」
ぽむ「おうふ」
それは純真乙女な私からは、何も言えねえ。
サザエさんでそんな生々しいこと考えたことなかったわ!
カツオ兄ちゃんがいろいろ教えてあげるんか・・・そうなんか・・・。
そんなこんなで他にもさまざまな問題に対処しつつ
リフォームの全貌をご覧いただきましょう。
では、ここからはせっかくなんで
大改造!!劇的ビフォーアフター風にいきましょう。
せっかく加藤みどりさん(サザエさんの声優)がナレーションしてるんでね。
♪てんてんてん↓てててててーん↑てててて・・・♪
(ビフォーアフター住居紹介BGM)
東京都、世田谷区
都内23区の中でも、南西部に位置するリッチな街で
ある問題を抱えたお宅がありました。
磯野家。
この家が抱える問題、それは・・・
物件○□×
「主婦とガキが自由に出来ない家」
磯野家の大きな問題は、キッチンと居間が独立しており
それぞれを行き来するのが大変なこと。
そこで、匠(ぽむ)が最初に目をつけたのはキッチンと波平たちの部屋。
別々に間仕切られたキッチンと居間では
主婦であるサザエさんが満足に家事と育児を両立できません。
そこで匠は、大胆にもキッチンと波平さんたちの部屋の壁を壊してしまったではありませんか。
壁をなくし、ひとつの部屋にしてしまいました。
(※画像はイメージです。)
なんてことでしょう。
あんなに窮屈だったキッチンと居間がなくなり、
あっという間に14帖もの広いLDKが出来ました。
キッチンも、対面式のものに取替えます。
これで、リビングでヒトデちゃん(くん?)を遊ばせながら、家事をすることができます。
次に匠は、茶の間に向かいました。
スタッフ「この部屋はどういった風にするんですか?」
ぽむ「このままです。」
スタッフ「はい?」
ぽむ「一切改装は入れずに、めんどくさいんでこのまま波平とフネの部屋にします。」
なんということでしょう。
(※テレビと机は取り上げます。)
匠は茶の間に一切手を加えず、このまま波平さんとフネさんの部屋にしてしまいました。
匠とは思えぬ荒業。
続いて客間も同様に
一切手を加えずに、フグ田家(タラオは除く)の部屋にしてしまいました。
なんという手抜き。
これが匠のなせる業とでもいうのでしょうか。
次に匠が目をつけたのは
今までサザエさん夫婦が使っていた部屋。
なんと、そこに板を使って間仕切りをし始めたではありませんか。
すると、4.5帖と1.5帖という
これ以上にないほどの格差のある広さの2部屋が出来上がりました。
スタッフ「この1.5畳の部屋は何に使うんですか?」
ぽむ「カツオの部屋です。」
スタッフ「・・・え?」
ぽむ「カツオの部屋です。」
(※大事なことなので2回言いました。)
1.5帖の部屋には、ベッドがひとつ置かれただけ。
そして、ひとつ壁を隔てた隣の4.5帖の部屋には
ベッドのほかにも机を完備。
なんという格差。
そうして生まれたのがこちらの部屋。
なんということでしょう。
ここまで不公平感があふれた部屋は他にはみたことがありません。
カツオくんの顔が引きつっているのが、目を閉じればすぐそこに見えるかのようです。
次に、もともと子供部屋だった4.5畳の部屋をワカメちゃんの部屋にしてしまいました。
お風呂やトイレなどの水周りの位置は変えずに
磯野家のリフォームはあっさりと終わりを迎えました。
そうして出来た新☆磯野家の間取りはこちら。
なんということでしょう。
一部屋を除けば、スペースにおいての不公平感はまるでない素敵な家に早変わり。
外においてあるコンポストトイレで、盆栽やガーデニングにもやりがいが出ますね。
(※コンポストトイレとは、水を使わず微生物の力でう○こをそのまま肥料とかに使える便利な公衆便所みたいなもんだよ!)
みなさんも、ぜひこの匠にお家のリフォームを任せてみてはいかかでしょうか。
・・・リフォームいかがでしたか?
少々雑に思った方、いるかもしれませんが
全部気のせいです。
「なんということでしょう」
この言葉を使えばなんかそれっぽくなるとか、そういうの全然考えてないです。
めっさ長くなってしまいました。すみません。
本当はもっと考えてたんですが、前編後編に分けるほどのネタじゃないんで
今回はこのへんにしときます。
次回は、日常シリーズです。
お楽しみに。
ではまた。
P.S. 今回のカツオくんの悲劇は、ほぼほぼM田先生が言い出したことです。私じゃありません。悪しからず。(罪を擦り付ける匠の荒業)